信頼できない機器で作業を継続しても商品のクオリティーは上がらないし処理速度も上がらない。さらに名入れの位置合わせや彫刻の色の問題の他に重要な課題がある。それが今流行りのSDGsである。
私らが作るアクセサリーは、家具を作る木工作家や皿や食器の作家に比べて、材料を大量に消費するものではない。
大物を作らない私が作るのは、長いもので50cmの棒状の物、板状のものでは皿、小皿、オブジェなどでこれらを作るために削いだ部分で、木目の良いところはキーホルダーやペンダント、勾玉などでまた削いだ部分でピアス、イヤリング、ビーズなど平方根を求めるように細かくしていく。しかし小さすぎるものは加工がどんどん難しくなるので、ある程度になると捨てるか燃やすしか処理方法がない。しかし捨てるか使うか迷うような木っ端がどんどん発生するので、溜まっていく一方なのである。木っ端と言われるどうやって使う?と悩むくらいの屋久杉の小片が発生する。2,3cm程度のものになると、これを加工するのは至難の業というか、そこに拘っていると何も捨てることができなくなる。しかしかっこいい木目の小片はたやすく捨てることもできない。実にもったいないの連続なのである。
虫食いの部分はそこをよけて細切れにしたりして、糸鋸、バンドソーで切り抜いた残りの部分でかっこいい木目があるとまた捨てられず、ナタで割ったカンザシの材料でカンザシにするには短くなってしまったかっこいい木目の部分も捨てられない・・・・小さいものはさらに乾燥が進むのでどんどんクラックが入って割れてしまう・・・・その捨てられない部分の中にまだ商品にできるところがたくさんある。
極限まで小さくなっていく屋久杉の破片にもレーザーの刻印ができるような精度の機械があれば極限まで、材料を無駄にすることがなくなる・・・今流行りのなのである。
制度の良いレーザー加工機はSDGsにも貢献する結果になる。